なぜ発達障害の「才能」は”単純作業”で埋もれてしまうのか?就労支援の現実と、あなたが輝ける場所の見つけ方
📅2025/08/07

1. なぜ、日本の就労支援は「単純作業」が多いのか?
多くの就労継続支援事業所では、軽作業や内職といった**「単純作業が中心になりやすい」傾向があります。
その背景には、以下のような運営上の事情と配慮の誤解**が絡んでいます。
1-1. 事業所運営を優先せざるを得ない現実
- 安定した受注:袋詰め・封入・部品組立など、企業が発注しやすい仕事が多い
- 初期投資が少ない:特別な設備が不要で、すぐに開始できる
- 「誰でもできる」と受け入れやすい:利用者のスキル差があっても対応可能
結果として、「特性を活かす」という本来の支援目的より、事業所を継続させるための運営のしやすさが優先されがちです。
1-2. 善意から生まれる“的外れな配慮”
- 「複雑な作業はストレスになるはず」
- 「静かで単純な作業なら安心できるだろう」
こうした**“良かれと思って”の配慮が、特性の一側面だけを見てしまうことがあります。
特に、「興味がない作業には集中が極端に難しい」という特性**が考慮されず、
**「退屈という名のストレス」**を生む支援になりやすいのです。
2. 「単純作業」が才能を埋もれさせる理由
2-1. 過集中や探求心が活かされない
発達障害の特性として知られる過集中は、興味ある分野で最大の力を発揮しますが、興味がない単純作業では逆に脳が消耗しやすくなります。
また、「なぜこの作業が必要か?」と考える探求心が、現場では「作業効率を下げる行為」と見なされがちで、強みが「ノイズ扱い」されることも。
2-2. 自己肯定感が損なわれる
周りは簡単にこなしている作業が、自分には苦痛で続かない…。
この状況が続くと、
「自分はダメだ」「簡単なことすらできない」
と誤った自己評価につながり、本来の才能を信じられなくなるリスクがあります。
3. 「単純作業が合わない」は、才能のサイン
単純作業に強い苦痛を感じるのは、「創造性」「探求心」が強い可能性が高いからです。
これは「わがまま」でも「根性がない」わけでもなく、「もっと適した場所がある」という脳からのサインです。
4. 新しい就労支援の選択肢
最近では、特性を「才能」として活かす支援を行う事業所も増えつつあります。
4-1. IT・クリエイティブ分野
プログラミング、Webデザイン、動画編集など、論理的思考やパターン認識に優れた人が活躍しやすい分野です。
4-2. データ分析・研究補助
データ整理や市場調査など、探求心や集中力が活かせます。
4-3. 「好き」を仕事にする支援
ゲームデバッグ、植物栽培、動物飼育など、「こだわり」をそのまま強みにできる支援も登場しています。
4-4. 就労移行支援・在宅ワークという選択肢
専門スキルを身につけたいなら就労移行支援(最長2年)、
自分のペースで働きたいなら在宅ワーク・フリーランスも選択肢となります。
ただし、収入や社会保障面の準備も重要です。
まとめ:才能を埋もれさせないために
- あなたが「単純作業が苦痛」と感じるなら、それは別の才能が眠っている証拠です。
- 事業所や支援制度も変化しています。「自分に合う環境」を探す選択は、逃げではなく戦略的な行動です。
- そして社会全体にも、「運営しやすさ」優先の支援から「才能を活かす支援」へ変革する責任があります。
リターム大阪事業所では、
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