「全部自分で背負わなきゃ」が一番チームを止めるワケ ~責任感が強い人ほど陥る思考の癖~
📅2026/01/27
「自分がやらなきゃ回らない」
「ここで断ったら周りに迷惑がかかる」
「中途半端は許されない」
このあたりが口ぐせの人。
それ、ただの思い込みです。
そして一番厄介なのは、
本人が「いいことをしているつもり」な点。
気づかないまま、心と体が消耗します
(1)完璧主義という名のセルフ地雷
責任感が強い人ほど、
「100点以外はダメだ!」というルールを自分に課しがちです。
80点?いやダメだ。
60点?論外。
他人に任せる?事故の元。
この結果、全部自分で抱え込む状態に。

でも現実はちょっと違うんです。
ほとんどの仕事は80点で十分(お金に絡む計算以外はね)
100点を目指して倒れる人より、
80点を出し続ける人のほうが、永く信用されます。
(2)NOと言えないのは、優しさじゃなく「恐怖」
「期待を裏切ったらどうしよう!」
「評価が下がるかも・・・」
この無駄な恐怖が、
無理な依頼を全部引き受けさせます。
ここで、一旦冷静に考えてみよう。
キャパオーバーで仕事のクオリティが周りの知らない間に落ちる方が、
「えっこの人一体どうしたの?!」と信頼を失います。
「今は難しい」と言うのは無責任ではありません。
継続的に業務を続ける為の単なる調整です。
(3)「自分が抜けたら業務が止まる」という勘違い
あなたがいなくなって業務が止まる組織なら、
それはもう「構造の欠陥」です。
つまり、多くの場合「止まる」のではなく
「誰かが代わりにやる」だけ。
自分の重要性を過大評価すると、
負担は全部自分に集中します。 会社の役割は、自分が思う以上にいざとなると分散できるのです。

【実践!背負うか手放すかを決める3つの判断基準】
① 自分でコントロールできるか?
できない部分まで背負うと、不安や不満が増えるだけ。
② 義務感だけで動いてない?
「そもそもこの仕事、何のため?」と一度立ち止まる。
③ 限界を超えた場合の自分への被害は?
睡眠、集中力、継続力。そして人間関係。
これらの支障を想像できたら、
その案件を一人で背負い込むのは要注意です。
【任せるときは「全部」じゃなく「一部」でいい】
だからと言っていきなり丸投げはしなくていいんです。
まずはタスクを書き出し、
「自分じゃなくてもいい部分」を見つける。
任せるときは、
やり方はある程度相手に任せ、ゴールは共有。
ついでに途中経過についても情報共有すると、
不安もかなり減ります。
【責任感を“消耗品”にしないために】
最後に一番大事な話。
責任感は、
使い方を間違えると自分を壊します。
だから定義を書き換えましょう。
責任=ひとりで全部やることじゃなく、最善の解決を選ぶ
休むことも、任せることも、相談することも、
全部「責任ある行動」です。
【まとめ】
「全部背負う」は美徳ではありません。
思考のクセです。
手放した方がうまく回る場面は、
思っている以上に多い。
責任感に振り回されず使い潰さず、
賢く使っていきましょう。
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