相談支援から就労継続支援B型につながるまでの流れ|制度の全体構造をわかりやすく解説

📅2026/05/28


はじめに

相談支援や就労継続支援B型について調べていると、
「どこに相談すればいいのか」「何を申請するのか」「いつから通えるのか」が分かりにくいと感じる方は少なくありません。

特に混乱しやすいのが、相談支援を使うことと、B型を利用することの違いです。
名前が似ているため、別々に申請するように見えるかもしれませんが、制度の流れを整理すると、そこはもう少しシンプルです。

この記事では、
相談支援から就労継続支援B型の通所まで、実際にどのような順番で進むのかを、制度の全体構造としてわかりやすく解説します。


まず結論|申請の中心は「障害福祉サービスの利用申請」

最初に大切な点をはっきりさせると、
公的な手続きとして市区町村に行うのは、障害福祉サービスの利用申請です。

つまり、制度の入り口としては、
「相談支援をまず使って、そのあとB型を別で申請する」というより、
相談支援につながりながら、障害福祉サービスとして必要な支給決定を受け、その結果としてB型の利用につながる、という理解の方が実際の流れに近いです。


相談支援とB型は、役割が違います

ここを分けて考えると、制度がかなり分かりやすくなります。

相談支援の役割は、
今の状況を整理し、どのサービスが合っているかを一緒に考え、利用計画づくりや手続きを支えることです。

一方で、就労継続支援B型は、
実際に通って活動するサービスそのものです。

つまり、言い換えると、

相談支援は「利用までを一緒に整理して進める役割」
B型は「実際に利用する通所先」

という違いがあります。


実際の流れ①|まずは相談につながる

制度のスタートは、いきなり申請書を書くことではありません。
最初は、相談支援事業所や市区町村の窓口などで、今の状況を相談するところから始まります。

この時点では、
「B型を使うかどうか決まっていない」
「自分にどのサービスが合うのか分からない」
という状態でも問題ありません。

相談支援は、すぐに決める場所ではなく、
次の一歩が見えるように整理する場です。


実際の流れ②|市区町村に利用申請をする

相談の中でサービス利用が必要と整理されると、
市区町村へ申請を行います。

この申請は、
「B型だけの申請」ではなく、
障害福祉サービスとしての申請です。


実際の流れ③|サービス等利用計画案を作る

申請のあとに、サービス等利用計画を作成します。

ここでは、

  • どのサービスを使うか
  • どのくらい通うか
  • どのような支援が必要か

を整理していきます。

この段階で、B型の利用が具体的に決まることが多くなります。


実際の流れ④|受給者証の交付

計画がまとまると、市区町村による支給決定が行われ、受給者証が発行されます。

この受給者証が、
障害福祉サービスを利用するための証明になります。


実際の流れ⑤|B型事業所の見学

受給者証の前後で、事業所の見学や体験を行います。

ここでは、

  • 通いやすさ
  • 雰囲気
  • 作業内容

などを確認します。


実際の流れ⑥|契約して通所開始

最後に事業所と契約を行い、通所がスタートします。


気になる料金

障害福祉サービスの利用料は、原則として1割負担ですが、
所得に応じて上限が決まっています。

多くの場合、
生活保護や非課税世帯は0円となり、その他の世帯も上限額が設定されています。


まとめ

相談支援とB型は別の制度のように見えますが、
実際には一つの流れの中にあります。

申請は「障害福祉サービス」として一度行い、
その中で計画を作り、B型の利用が決まります。

最初の一歩は、
すべてを理解することではなく、相談することです。

そこから先は、相談支援と一緒に進めていく仕組みになっています。

参考(公的資料)

障害福祉サービスの利用手続き(厚生労働省)

障がい福祉サービスの利用について(大阪市)

障害福祉サービスの利用について(奈良市)

障がい福祉課(奈良市)

障害者の利用者負担(厚生労働省)

はじめての方にとっては、制度や手続きが複雑に感じられることもあると思います。

もし読むこと自体が負担に感じる場合は、無理に一人で理解しようとせず、気軽に相談することも大切です。

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